■2008年08月

■カップリング曲レビュー - Salyu

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 まず、これを見ていただきたいのです。

1. アラベスク
2. エロティック
3. 光の束
4. 双曲線
5. name
6. 夜の海遠い出会いに
7. be there
8. 砂
9. VALON-1

EN. to U


今回の夏フェスにおけるSalyuの基本セットリストのようです。
…なんだこれっ!!!半数がカップリング曲+リリイ復活だって!?
こりゃあ空気読んでないのを一周して空気読んだセトリってことで間違いないんですねさりゅさん!
…ウタウタイタチノウタゲ、行けばよかったなあ……。


悔しいのと今後のライブにもレア曲を混ぜてくれるのを期待して、
小林武史時代のSalyuのカップリング曲をレビューしてみます。

2ndアルバムまでの曲はカップリング含め全て小林武史作詞作曲プロデュース、
しかもリリイ時代のボツ曲やその延長線上にある楽曲も多いので、聴きごたえは充分。
大半のアーティストのカップリング曲は聴き飛ばしてしまう自分でもオールオッケー!!






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虹の先 … Valon-1 カップリング曲

Salyu初のカップリング曲は、A面と同じく静かでミステリアスな楽曲。
サビよりAメロの方が好き、いつ聴いても水の流れを想像させる
美メロですよね。

1stアルバムlandmarkにも収録。
ここでもValon-1の次に組まされており、
改めて表裏の存在に位置する曲だと確信。

 

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光りの束 … Dialogue カップリング曲

シングルの中でもリリイ色が極めて濃いDialogueのC/Wは、
更にリリイ要素が満点。

濁った空気感の中に憂鬱なSalyuのボーカルが重たくぶら下がる感じで
歌い上げます。
いつまでも晴れない霧のような始終ダークなその雰囲気は、
リリイフリークにはたまりませんね。

アルバム未収録ですがチェックは欠かせない一曲。

 

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 … Peaty カップリング曲

彼女のキャリア上最強のカップリング曲と名高い楽曲。
これが生で聴けるとか……羨ましすぎます><

楽曲そのものは非常にシンプル。
ピアノとストリングスとが言葉少なにポロンポロン…と鳴り、
Valonのような鼓動めいたドラムパターンと相成り
全編にわたってSalyuの清らかな歌声を引き立たせます。

曲中に盛り上がる個所は少なくひたすら地味な楽曲ですが、
その優しく暖かな表情を打ち出すボーカルに癒されますよ。

こちらもアルバム未収録ですが、聴き逃すには惜しい名曲です。

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体温
 … 彗星 カップリング曲

Salyuが初めて作詞にも携わった楽曲。
クレジットでは小林武史との共作扱いになってました。

この曲もリリイ路線を大きく外さないまま、
曲名通り温かさも伝わってくる不思議な楽曲に思えます。

わたしはどんな 呼吸をしようか…
大サビの直前、呼吸をするかのような一瞬のタメが美しい。

アルバムlandmarkにも収録されました。

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再生
 … 風に乗る船 カップリング曲

こちらは正式にリリイ時代から温められていた楽曲らしいです。
曲名も回復する傷に被り気味かも。

光りの束、砂に続く、ぼんやりとした輪郭を保ちつつ
陰鬱を描いた静かな楽曲。
6分半と長い時間独特の世界を形成します。

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マハラジャの夜
 … Tower カップリング曲

個人的にSalyuのワースト曲…w

薄暗い雰囲気は今まで通りなんですが、あまりに単調な展開で
どうしたのかと不安にすらなります。とにかく退屈でダルい。

詩を提供した依布サラサにも問題があると思うんですが、
どうもこの曲の印象で彼女のソロ作も聴く気にならんのですよねー。
たぶん、本人にとっても黒歴史なんでしょうけど。

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双曲線
 、 something … name のカップリング曲

このシングルから2作はカップリングにも2曲を投入、
to U後に名を広めた当時のSalyuの勢いを表しています。

双曲線はカップリングでは初めてとも言える、爽やかさを
感じさせるアコースティックなナンバー。
風の匂いが漂うような異国情緒を思わせる作風にうっとりと。
SalyuのC/Wでも砂と争うくらい好きです。

somethingはTHE BEATLESのカバーのライブ音源。
独特すぎる声質なので若干Salyu寄りになりすぎちゃっている
きらいもありますが、試みは面白いと思います。

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夜の海 遠い出会いに
 、 行きたいところ
… プラットホームのカップリング曲

夜の海〜は珍しくSalyuのボーカルは曲をサポートする側に回り、
バンドサウンドと小林のキーボードが軸となった作品。

曲途中のナレーションとか、もう舞台はリリイシュシュ。
曲の終りに向かって絶叫するSalyuも大迫力。

行きたいところは双曲線に続く旅モノシリーズ第二弾。
パーカッションの響きが心地よいアコースティックナンバー。

バンドを引き従え高らかに歌い上げるロックなSalyuもいいですが、
たまにはこんな小さくまとまった歌声も優しく聴こえるのです。

 

 


■マイストーリー - PUFFY / Life goes on - CHEMISTRY

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マイストーリー - PUFFY
Release 2008/08/06

KaneboタイアップのPUFFY新曲は、
ストレートなロックナンバーによるアッパーソング。

楽曲提供者は、boom boom beat以来となる
The Merrymakers

前作から3か月弱という短いスパンで発表された、PUFFY2008年度第二弾シングル。

こう振り切ったかとうねらせる、スウェデニッシュ・ロックを体現したアップナンバー。
うーん、こうも分かりやすいギターロックをやってしまうと二人の決して高くない歌唱力が
普段以上に浮き彫りに…。
それゆえかによけいヘラヘラした歌声のように聴こえてしまい、シリアスなリズム隊も
歌詞もいま一つマッチしていないような。ちょっと期待外れかも。


しかしそれに対するカップリング曲Twilight Shooting Star!は、ヘラヘラしたバンドw
the pillows山中さわお提供曲。
こちらもスピード感あふれる爽やかな曲調ですが、A面ほど完璧肌でない、
どこか隙を感じさせるようななんちゃってロックサウンドの方がPUFFYに似合ってる気もするのですよ。

詩も「恐竜達とも高らかに乾杯」「千年冬が続いたって」などさわお節は依然として健在。
サヨナラサマーのようにピロウズが演奏してたら良かったのですが、残念。


ディスコ調にリミックスされたAll Because Of You (Disco Twins Remix) も収録。

総評 ★★☆






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Life goes on - CHEMISTRY
Release 2008/08/20

「Life goes on」という同じ楽曲を使って
アレンジ違いによる2曲をside K・side Dとして
それぞれ発表となった新曲。

川端側は流行りのエレクトロポップ、
堂珍側はアコースティック風に仕上がってます。


ベスト前後に本人達が作詞のみならず曲にも少しずつ関与し始め、
手探りで進むうちに終わらない迷走になりつつある気がするケミの新曲です。
いつかこの苦労が実を結ぶ日を祈っていますが…どうなることやらw


Life goes on 〜side K〜は川端がエレクトロニカにプロデュースした楽曲。
予想以上にゴリゴリした近未来的な音に仕上がっていてビックリ。
m-floとlovesしたAstrosexyを思い出しますね。

この路線で食っていける、と言うほどの合致ぶりこそないものの、
たまに歌ってみるには全然アリのカッコいい出来です。
二人の新しい化学反応はまだまだ拡張されていきますね。
ジャンルを開拓しすぎて器用貧乏にならなけりゃいいですが…。


一方で、堂珍がアコースティック風の彼らしいプロデュースぶりを見せてくれました。
随所随所に散りばめられたストリングスが夏の終わりの涼しさを感じさせてくれます。

それぞれが全く別のジャンルに果敢にも挑戦していて、そのどちらもが中途半端な出来に
終わることなく突き抜けているのがいいですね。やっぱりside Kが好きかな。


一つだけ気になるのは歌詞のワンパターンぶり。
Top of the Worldの頃から同じようなテーマを反復しているような。


総評 ★★★☆

■君のすべてに - Spontania feat. JUJU / ひかり - 星村麻衣

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君のすべてに - Spontania feat. JUJU
Release 2008/08/13

着うたランキングで話題を占めていた
流行りの女性ボーカル+MCのパターンの楽曲。
切なく煌びやかなJUJUのボーカルにうっとり。

 


通常更新再開はシングルレビューから。ヒット曲だって聴くよ!


Souljaの大ヒットから始まった女性ボーカル + MCのR&Bナンバーのもはや何番煎じか分からない新曲。

テンプレート通りの手堅い楽曲で目新しい点は皆無なのですが、
キラキラしたトラックとクラシックなピアノに乗るJUJUの歌声、それらが奏でる切ないスパイスが
最近の楽曲の中でも一際耳を引いて気に入ってしまいました。
一発で印象に残るキャッチーさではそばにいるよ以上のものを感じますね。
ところでピアノのNAOってあのI wishの方でしょうか。


SONYのmink、と言うでもべき存在だったJUJU。
個人的な偏見では年に2回ぐらい奇蹟を望むなら…のカバーをリリースし続け、
他のシングルでも野暮ったいバラードばかり歌っているイメージが強かったのですが、
ここにきてようやく垢抜けた代表曲が出来上がったようですね。

アルバムWonderful Lifeでも、このまま埋もれるには勿体な過ぎるほどのシリアスなR&B方面のセンスを
見せつけてくれたので、それが生かされた形でヒット曲が生まれたのは嬉しい限り。


minkのEverlastingへの対抗馬がこの曲、という感じ。
似た境遇を持つ2人のアーティストにはこれからも細々とでも、カッコいい曲をリリースして頂きたいです。
Spontaniaについて触れてないけど、よくわからなかったので割合w

…しかしwiki見たらDJ MASTERKEYDADDY'S HOUSE時代にもう既に2組で共演してた!意外!


しかしこの形式の楽曲が増える中、その道の祖とも言えるm-floがちょうど不在なのは
やっぱり今の彼らが時代に望まれていなかったというか、何とも言えない気分になりますね。

総評 ★★★





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ひかり - 星村麻衣
Release 2008/8/20

島根県出身の女性ソロアーティスト。
レコード会社を移籍し再始動後は中堅タイアップを
ごっそり取ってきて細々とやっていましたが、
今回のドラマタイアップによりプチブレイク中。

 


友達の友達が彼女の弟らしいです。どうでもいいっすね。

女性ソロシンガーにしてピアノロッカー、GET HAPPYStay With Youで衝撃的なデビューを飾った彼女、
2ndアルバムでは自身でピアノを弾き語るのを一時止めてしまうなど明らかな迷走を辿った後、
昨年にレコード会社を移籍して心機一転、勢いを新たに再出発となりました。

ただもう歳も結構いってますし、こっからの再ブレイクは難しいだろうと危惧していましたが、
それまでの地道な活動も全て功をなし始めたのか、今回得たドラマタイアップにお手本のような
バラードを提供したところなかなか当たったようで。


肝心の曲の方は「うん、ドラマだね」の一言で片付けられてしまう、
毒も棘もない普通のバラードソング。
菅野美穂のドラマが終了後2週刊もしたらサビメロすら忘れられてしまいそうな驚異の存在感を誇ります。

ただここまで優等生なバラードをさらりと歌ってのける女性アーティストが希少なのも
また確かなのではないでしょうか。
歌の中に全くアーティストの顔が見えてこないような、
この没個性こそがタイアップにおいては重要なんです、多分。

何より星村麻衣という存在が再ブレイクしたという事実が僕は嬉しいので、曲はどうでもいいですw
地道に積み重ねてきた過去がある分、売れるべくして売れた人材だと思います。


C/Wでは対照的にポップで痛快なナンバーHelloを収録。
まだもうちょっと弾けてほしいけど、今後に期待かな。


10月にはおよそ3年ぶりになるアルバムの発売も決定!こちらも売れるかな?

総評 ★★☆

■RISING SUN 2008 ライブレポート その5 8/16後編

〜林檎とねえやんと、時々さわお〜 5/4 とうとうオーバーした。

8/17 RISING SUN!!

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またまたまたまた長くなったので、押すと開きます

■RISING SUN 2008 ライブレポート その4 8/16中編

〜林檎とねえやんと、時々さわお〜 4/4

16日 中編、17日00:00まで

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またまたまた長くなったので、押すと開きます

■RISING SUN 2008 ライブレポート その3 8/16前編

〜林檎とねえやんと、時々さわお〜 3/4

16日 前半、山中さわお祭 編

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またまた長くなったので、押すと開きます

■RISING SUN 2008 ライブレポート その2 8/15後編

〜林檎とねえやんと、時々さわお〜 2/4

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また長くなったので、押すと開きます


■RISING SUN 2008 ライブレポート その1 8/15前編

〜林檎とねえやんと、時々さわお〜 1/4

15日 前半、くるり & 安藤裕子 編
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長くなったので、押すと開きます

■RISING SUN 2008 前夜祭


8/13に中部国際空港を飛び立ち、RISING SUN 2008に参加するため北海道へ遠征してまいりました。
チケット15k、ツアーに75kと5日間で10kは費用にかかったよ…
でもお金が買えない何か、確かにこの胸に刻み込む事が出来た気がします。



13日のPM 8:00、相棒のTim君と2人で国内線に乗り新千歳空港へ向かいます。
僕は修学旅行以来の北海道なので大はしゃぎでわいのわいの。

ホテルは札幌市大通駅付近のプリンスホテル…の別館を利用させていただきました。
朝食の際に本館へ移動するのがいささか面倒でしたが小綺麗でスタッフの方も丁寧で、
とっても印象が良いホテルでしたよ。
同日にチェックインした方々の殆どがRSR参加者。
この一週間に何人の音楽ファンがこの地に集まったのでしょうか、そう思うと感慨深いものがあります。RSR 1

お夜食にラーメンてつやの本店に行かせていただきました。
10周年記念?の特製とんこつ醤油、おいしかったです。ごちそうさま。





14日はRSRの前夜祭、札幌観光です!
この日も札幌はライブTのロッカー達で溢れ、否が応にもフェスの気分が高まってまいります。
しかしはやる気を抑えこの日は北海道の自然を堪能する事に。


RSR 2

最初はモエレ沼公園に行ってきました。
あいにく天候は曇りでしたが、広大な自然に感動。歩いて回るだけで1時間はかかるよ。
故イサム・ノグチ氏が設計を行いつい3年前に全体が完成、グランドオープンを成した観光名所です。
大人も子供も伸びやかに呼吸していたあの空気が良かったなあ。



RSR 3

札幌ドームを見にいって近くの回転寿司、なごやか亭へ。
回転寿司と侮るなかれ、本州では決して味わえないようなクオリティの高さ。地元の人はこのレベルの
寿司を日常で食しているんだよなあ。羨ましいです。
サーモン、おいしかったです。ごちそうさま。



RSR 5RSR 6

続いて羊ヶ丘展望台へ。「少年よ、大志を抱け」のクラーク博士の縁の土地でもあります。
ここも壮大に広がる景観とのほほんと生きる羊たちに囲まれ、ゆとりある一時を過ごさせていただきました。
羊のミルクのアイスは、ちょっと濃いね。




RSR 7
RSR 8

うん、写真が上手く撮れてない。
札幌駅横のJRタワーから札幌を一望して、駅でノースプレインファームの生キャラメルを買いました。
口に入れた瞬間溶けるキャラメルという他にない食感が、おいしい。ごちそうさま。京都でも買えます。


短い時間の中で札幌をそれなりに観光して、主な体力は明日以降のライブに備えておきました。
音楽ブログなのに一切音楽に関係ない記事でしたが、ライブのレポートは明日以降に。









■RISING SUN 2008  セットリスト メモ

一先ず見た分のセトリだけ。詳細は後日ゆっくり上げてきます。
セトリについては2ch・mixiなどからパクり多し;




■Play - 安室奈美恵

amuro3.jpg Play - 安室奈美恵
Release 2007/6/27

より深く、より美しく。
J-R&Bの頂点に辿りついた安室奈美恵の8thアルバム。

今まで以上に黒く尖った音質なのに、
不思議と耳に馴染むどこかキャッチーな魅力は正にプロの仕業。
安室ちゃんの快進撃はもう誰にも止められない!

安室奈美恵 - PLAY

BEST発売と同時に、このアルバムをレビューしてない事に気がつきました。
フラゲしてよく聴いてたはずなのになあ。と言うわけで記念に。


前作Queen of Hip-Popから2年ぶり、T.KURA & MICHICO夫妻に加えNao'ymtとの
タッグもマンネリどころか、曲を重ねるごとにその調和具合が板についてきてクオリティは増すばかり。
デビュー15年を越えて未だに成長し続ける安室ちゃんの潜在能力には、ただただ恐れおののかされます。

R&Bシンガーとしての実力やテクニックも年々向上し続ける彼女の今作は、
前作、全々作から更にブラックミュージックに特化した、ジャケット通りサディスティックな作り。
構成としては前作よりもSUITE CHICに近いのでしょうか、
とにかく"攻める"安室ちゃんを存分に堪能できます。



ただ個人的にはここまでブラックなR&Bに拘った安室ちゃんもカッコいいんだけど、
反面物足りなさも少し感じました。
それはやっぱりもうちょっとポップな楽曲も欲しかった、という点かな。

夫妻もNaoの曲ももちろんどれも抜かりない出来ですしそこに不満はないんですけど、
彼女の魅力って決してR&B / Hip-Hopだけではないですよね?
小室時代、オリコンにびっしり染まった頃に培ったポップセンスも存分に発揮してこその
安室奈美恵のアルバムで、今回は前作までのようなバラエティ豊かさは活かされなくて残念。
今のクオリティでポップ路線ももっと聴いてみたかったですね。



…と本作が発売された当時はそんな感想を抱いていたんですが、半年後のシングル、60s70s80sでは
ポップあり・ロックあり・エレクトロニカという新機軸ありという、
正に僕がこのアルバムで満足しきれなかった部分が完全に補完されてましたからねw

もうこれだから安室ちゃんはとめられない誰にも止められない!
その孤高にして至高の存在に一生ついて行くしかないでしょう、日本が誇る安室奈美恵に乾杯!


総評 ★★★★☆


↓全曲レビューは続きをどうぞ!


■Genki Rockets I -Heavenry Star- - 元気ロケッツ

ROKETS.jpg Genki Rockets I -Heavenry Star- - 元気ロケッツ
Release 2008/7/2

デビューから1年余り、半年近くの延期がなされましたが
熱望されたデビューアルバムがようやく発売。

日本から発信されるその宇宙規模のキラキラサウンドに
アガりっぱなし。

元気ロケッツ - 元気ロケッツ I -Heavenly Star-

春発売の予定だったのに何故か長い長い延期を経て発売さえた1stアルバム。
宣伝も少なく、完全に期を逃した気がして今後の活動が多少気がかりですが…


昨年、Heavenly Starが各方面で話題になった元気ロケッツ、
アルバムの内容は当然全面キラキラサウンドに仕上がってます。

ボーカル・曲はハッキリ言ってしまえば極めて凡庸。とりたてて褒めるような箇所はないんですが、
玉井健二水口哲也という両者の抜け目ないプロデュースぶりによって補ってます。
そのプロデュースというのが前述したキラキラサウンド。
特にゲーム世代には共感しやすい、電子音を多用した宇宙的な音質は他のどんなアーティストをも
寄せ付けない、最大の個性になってます。

ミーハーで人懐っこい楽曲たちは非常に耳馴染みが良く、特にハウス初心者の方には
これ以上ないくらいのうってつけのアルバムでしょう。
反面聴き込む要素は薄く、この方面に明るいリスナーがわざわざチェックする必要はあまり無いかも。



延期した割には既出曲まみれの上異様に収録曲が少ないんですが、長くても飽きるだけなので
腹8分目で丁度いいのかも!?
夜、ちょっとしたドライブにかけるとオシャレでいいかも。



- 気になった楽曲 -

3. Smile

丸っきり田中ユウスケの所属ユニット、Q;indiviですげえビビります。作り分けようよ…。


4. Star Line

延期の関係上急遽シングルカットされてしまった楽曲。
珍しくギターのサンプリング音から始まるイントロから、流れるようなサビのメロディに吸い込まれそう。
日本語版では折角のスピード感が皆殺しにされていて苦笑できます。こっちのがいいですね。


5. Heavenly Star

唯一の代表曲。
結局アルバム中これの亜種のみで構成されているので、統制されていると言えばされてるんですが…。


この曲の出オチで終わるユニットにならなければいいですね。
至高の躍動感を武器に、もっと冒険した曲を打ち出せば面白くなるんじゃないかなあ。


総評 ★★☆


■unaffected - ajapai

ajapai.jpg unaffected - ajapai
Release 2006/5/24

様々なアーティストへの楽曲提供・リミックスを
行ってきたajapaiのソニー移籍第一弾アルバム。

本アルバムのテーマは「ハッピーハウス」
聴こえるだけでアガるテンション高めの楽曲の中の
マニアックな音使いが光ります。

ブログ内で何度も何度も口に出してきたajapaiのアルバムをようやくレビュー。


彼の作るトラックは基本他の誰にも出せない、否出そうとも思わない変則的なビートが印象に
残るマニアックなもの、というのが彼を説明する時に乱用している表現なんですが。
このアルバムは冒頭にも説明したとおり、とにかくアガるハイテンションな一枚。

キャッチーでハッピーで聴きやすい楽曲が数多く収録されており、
ミーハーで飽きやすい印象を最初に持つ一方、マニアックで粘着質なトラックが耳に残り
そうもさせてくれないのでございます。


そんな彼のトラックに引かれて集まってきたアーティスト達も、あの著名人からマニアックな人選まで
本当に幅広い。
あの岡村靖幸氏が参加した2曲を筆頭に、
今作をキッカケに以後も共同して作品を作る間柄に発展した三浦大知
人気アニメ マクロスFの歌姫として今や時の人となった中林芽依などなど

他にもm-floゴスペラーズなどメジャーアングラ関わらず本当にいろんな人達をMIXしたアルバムです。

オススメ曲としては


1. Goodies feat. LISA

予てから交流のあったm-floからはLISAとVERBALが別枠で参加。
一発目からいきなりハイライト、ハイすぎるテンションについていくのが大変なアッパーソング。
LISAはやっぱりブラックミュージックを歌ってこそLISAですね、本当に楽しそうに跳ねてます。
本人も気に入ってたのか自身のBESTにも収録済み。


2. Believe feat. MAY NAKABAYASHI

今ではアニメの人に成り下がってしまった中林芽依嬢も、元はR&B畑で鳴かず飛ばずの中
懸命に頑張ってた人でした。そういえば彼女もSEAMOの暗黒面に飲まれたんだったっけ…w
当時からキンキンのアニメ声は健在でちょっと人を選ぶ声質ではありますが、
これもクラブ仕様のハイテンションなハウスで弾けまくってます。


4. 声をかさねて... feat. DAICHI MIURA

2分に渡る軽快なイントロを超えると、響き渡る三浦大知の晴れやかなボイス。
やっぱり彼のボーカルはマジでカッコいい、とにかくそれに尽きる一曲で彼の魅力に溢れてます。
楽曲としてはその後にajapaiがプロデュースしたFlagが大好きすぎて。


12. 大車輪 feat. YASUYUKI OKAMURA

涙なしには聴けない、間違いなくこのアルバムのハイライト。
クラブハウスで出会いを求める一人の男の思いは、幼い頃のあの草むらに回帰して…
小さな世界観の中に愛を求めた詞を岡村ちゃんが歌っていることで、切なさ倍増。
相変わらず常識を逸した、テンションをありったけ詰め込んだトラックが一瞬静まり返る
Cメロ部分の演出は反則。とにかく名曲です。



総評 ★★★★☆



プロフィール

Author:501
邦楽大好き。
Pops・Rock・House を中心に
何でも聴いてます。

FAVORITE ARTIST!

ASPARAGUS, ajapai
安室奈美恵, AYUSE KOZUE
UNCHAIN, 安藤裕子
Emyli, m-flo
capsule, KAREIDO
木村カエラ, くるり
Cocco, Salyu
椎名林檎, Syrup16g
ZEEBRA, SUPERCAR
東京事変, Towa Tei
DOPING PANDA, Perfume
the band apart, 髭(HiGE)
日之内エミ, the pillows
My Little Lover, Fantastic Plastic Machine
FreeTEMPO, THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
ミドリ, RHYMESTER
凛として時雨, Ryohei

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