■ 2007年以前のシングルレビュー

■夜空 - 加藤ミリヤ / 帰ろう歌 - mihimaruGT / sakura - NIRGILIS


前回に続き、2004年当時のJ-POPにおけるヒットチャートに衝撃を与えたサンプリング楽曲2(3)つを
簡単にですがレビューします。



miriyah.jpg 夜空 - 加藤ミリヤ
Release 2004/9/8

アナログ盤にて先行発売された、
次世代ディーヴァとして担ぎ出された加藤ミリヤ嬢の
華々しくも自信に満ち溢れたデビュー曲。

当時のキャッチコピー「第二の宇多田ヒカル光臨!?
はどう考えても見当違いです本当にありがとうございました



ご存知ネタ元はBUDDHA BRAND人間発電所
通な人にはすっかり御馴染み、知らない人にも敷居が高すぎない…。
ある意味で狙いが分かりやすい彼女のサンプリング元のこの路線は、
今後幾度となく繰り返されていくことになります。

人間発電所の元トラックからしても今聴いても斬新過ぎるのですが、
この『クラシックとなった名曲に、ベタな歌メロを乗せる』彼女の手法は
当時本当に新鮮に思ったことを覚えています。

総評 ★★★★









 なんだかいいタイミングで彼女のサンプリング曲を
集めたベスト盤も発売されてます。
これを発表したことでA面ベストは当面先送りになったのかな?
と思ってもソニーだし油断できないなあw

このタイミングでこのベスト…明らかにサンプリングが流行している内に
売っとけ、という打算が見え見えで思い切り萎えますが、
前述通り彼女自身はこのシーンにおける(早すぎた)先駆者であり
そこらの一朝一夕で作ったカバー曲とは年季が違ってますよ。

ただ、乗せる歌メロ自体は完全にネタ切れなのか、
特に最近の曲になるにつれトラックだけを取り替えた金太郎飴に聴こえないことも
ないんですよねえ…w


どういったわけか、A面曲よりも
夜空このままずっと朝まで愛シテル などB面曲の方が好みです。






mihimaru.jpg 帰ろう歌 - mihimaruGT
Release 2004/4/28

今やスイーツ(笑)日本代表となってしまった彼女らも、
デビュー当初は違った形でシーンを引率してアングラめいた
ポップスを生産してました。
安室ちゃんのHip-Popも元はこちらが先でしたしね。

mihimaru GT - mihimarhythm



サンプリングの元ネタはクラシックのボレロ
J-POPのヒット曲の大半はカノンコードと言われるぐらい、
クラシックはキャッチーなメロディが多く尚且つ
歌謡曲ともハマりやすいんですね。

とは言え大々的にサンプリングとしてやってのけた彼女らの存在は
当時では新鮮で、ボーカルhirokoの可愛らしいルックスと声質により
一気に注目されることとなりました。
確かCDTVでOPを飾っていた記憶があります。

ボレロもそうですが、伸びやかに歌う超売れ線のサビメロ、
当時からたどたどしい2人のラップなど、
ツッコミどころもといヒットする要素は随所に盛り込まれた勝負作でした。

今よりも幾分ぽっちゃりしてて純朴そうだったhiroko、好きだったのになあw

総評 ★★★★☆






NIRGILIS.jpg sakura - NIRGILIS
Release 2006/3/1

2004年じゃないし、
サンプリングじゃなくてマッシュアップだしで
他の曲とは全然要素が違うんですが、
友人がエウレカセブンにハマっているそうなので
完全にオマケ。

当時アニメを知らなかった僕も
ハマリにハマった曲です。


前述通り、朝七時から放送するからタイトルにセブンがついたことで御馴染みのアニメ「エウレカセブン」
のOPとしても当時話題を呼んだヒット曲・sakura
同時にまだ桜ブームが続いていた時期でもあったんですねえ。

今度は賛美歌・アメイジング・グレイスを題材としてマッシュアップを試みた意欲作。
メジャーデビュー曲でも渡辺美里のMy Revolusion(これまた時事ネタだな)とのマッシュアップを
図っていた事もあり、彼らはすっかりマッシュアップ集団として認知されることとなりました。


同シングルにはマッシュアップ以前のオリジナルver.も収録されています。
正直、マッシュアップされなければかなりの凡曲であることは否めません。
「ああ、また桜ブームに乗っかっただけか」とリスナーに切り捨てられても仕方の無い楽曲かもしれません。
用は僕なら切ってますw

でも本曲はマッシュアップ楽曲として世にリリースされたわけで、
マッシュアップ先とのシンクロ率が高ければ、分離させたそれぞれの評価なぞ意味のないことです。
アメイジング・グレイスのある意味中毒めいた神聖感が、アッチュの澄み切ったボーカルの高揚感を
これでもか!というぐらいに押し上げます。
誰だって今すぐにでもI can fly、これをバックに板野サーカス出来たならさぞかし気持ち良いことでしょう。


こんなこと言ってますがそのアニメは『ドミニクー!!』の回しか見てません。
だって某音楽番組で見た生アッチュさんの方がよっぽど衝撃的だったんですもの。
あの…その横幅は……。


総評 ★★★★★


気が付けば初代メンバーがほとんど消失し、解散フラグビンビンで何気にピンチなニルギリス。
マッシュアップ手法により一時的に脚光を浴びてしまったことが裏目に出たのかもしれません。
なんとか復活してほしいなあ。




■OLIVIA once again - three NATION

3n.jpg

OLIVIA once again - three NATION
Release 2004/6/16

3人組R&B / Hip Hopグループ、
m-flthree NATIONが2004年に発表した4thシングル。

曲名通り、杏里オリビアを聴きながら
サンプリングしたメロウチューン。
ネタ使いが大胆ながら非常に巧妙で驚かされます。



日之内のレビュー時に、昨今安易に取り入れられるサンプリングに関して少し苦言を論じたのですが、
その時に思い出したthree NATIONの懐かしのシングル曲をレビュー。
彼女ら、もう2年以上音源をリリースしてませんが…生きてる?


サンプリング元は曲名通り、今から30年前、1978年に流行したオリビアを聴きながら - 杏里
今も尚色あせない名曲に宿る息吹を引き継ぎながら、新しい魂を吹き込ませています。

このネタ使いの際に特徴的であるのが、冒頭から挿入されている、杏里のボーカルを
オートチューンで加工したサンプリングボイス。
原曲から経過した時間を感じさせる、機械音風にあしらわれているのですが
この演出が今聴いても斬新で非常に効果的。
時間の流れという原曲のテーマを生かしつつ、ここまで昇華させるなんてこれはアイディアの勝利ですね。

疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの
の使い方なんて、見事だな〜なんて思います。


ネタの使い方だけでなく、楽曲のほうもいい意味で当たり障りが無いので原曲への思い入れが
強い方も、すんなりと受け入れられると思いますよ。
特にボーカルJUNのメロウな歌唱は、この曲にピッタリ合ってます。
2人で半人前のVERBALもどきのラッパー陣は……まあ、この曲に限っては邪魔になるほどではないですw




やはりカバー・サンプリングなど過去の偉業に手をつける際には、それ相応の覚悟と敬愛を
自覚し表現仕切れるまでに至れないならば、自重してもらいたいものです。
そういった『原曲への愛』と『自分達への挑戦』という決して容易ではない両要素を、本曲で
three NATIONは十二分に示してくれていますし、
今後への彼女らの自信に繋がったことでしょう。(今活動してないですけど)

反対に、昨今の猫も杓子もサンプリング・カバーブームはそんなチャレンジ精神も敬愛心も
微塵にも感じられません。
自分自身は音楽に対して何一つ挑戦してみせる様子も見せずに、
過去の遺産にすがり付いて上手いこと地位とお金だけ得ようと企むその下劣な精神。
見苦しいと言ったらありゃしないですね。

巷でたたき売りされている安易なオムニバス・カバーアルバムだけでなく、
今以上にCD会社・アーティスト間でこの商法が広まらないか心配でなりません。



…とここまで感情に任せて書いた後に、サンプリングはHip Hopシーンにおける基本ともいえる手法だと
言う事実に今更ながら思い立ったわけですがw、
サンプリング元の曲『だけ』を堂々と宣伝してシングルカットする現在のシーンの有様も、
なんだか違うと思うのですよ。



あ、因みにthree NATIONはこの曲でも当然売れてないですw
この後のアルバムも、m-floモドキと言って馬鹿に出来ないくらいにはいい作品だったのですが。
今この時期にリリースされてたら情勢は変わってたのかな…。


総評 ★★★★★


■カップリング曲レビュー - Salyu

 salyu.jpg

 まず、これを見ていただきたいのです。

1. アラベスク
2. エロティック
3. 光の束
4. 双曲線
5. name
6. 夜の海遠い出会いに
7. be there
8. 砂
9. VALON-1

EN. to U


今回の夏フェスにおけるSalyuの基本セットリストのようです。
…なんだこれっ!!!半数がカップリング曲+リリイ復活だって!?
こりゃあ空気読んでないのを一周して空気読んだセトリってことで間違いないんですねさりゅさん!
…ウタウタイタチノウタゲ、行けばよかったなあ……。


悔しいのと今後のライブにもレア曲を混ぜてくれるのを期待して、
小林武史時代のSalyuのカップリング曲をレビューしてみます。

2ndアルバムまでの曲はカップリング含め全て小林武史作詞作曲プロデュース、
しかもリリイ時代のボツ曲やその延長線上にある楽曲も多いので、聴きごたえは充分。
大半のアーティストのカップリング曲は聴き飛ばしてしまう自分でもオールオッケー!!






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虹の先 … Valon-1 カップリング曲

Salyu初のカップリング曲は、A面と同じく静かでミステリアスな楽曲。
サビよりAメロの方が好き、いつ聴いても水の流れを想像させる
美メロですよね。

1stアルバムlandmarkにも収録。
ここでもValon-1の次に組まされており、
改めて表裏の存在に位置する曲だと確信。

 

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光りの束 … Dialogue カップリング曲

シングルの中でもリリイ色が極めて濃いDialogueのC/Wは、
更にリリイ要素が満点。

濁った空気感の中に憂鬱なSalyuのボーカルが重たくぶら下がる感じで
歌い上げます。
いつまでも晴れない霧のような始終ダークなその雰囲気は、
リリイフリークにはたまりませんね。

アルバム未収録ですがチェックは欠かせない一曲。

 

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 … Peaty カップリング曲

彼女のキャリア上最強のカップリング曲と名高い楽曲。
これが生で聴けるとか……羨ましすぎます><

楽曲そのものは非常にシンプル。
ピアノとストリングスとが言葉少なにポロンポロン…と鳴り、
Valonのような鼓動めいたドラムパターンと相成り
全編にわたってSalyuの清らかな歌声を引き立たせます。

曲中に盛り上がる個所は少なくひたすら地味な楽曲ですが、
その優しく暖かな表情を打ち出すボーカルに癒されますよ。

こちらもアルバム未収録ですが、聴き逃すには惜しい名曲です。

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体温
 … 彗星 カップリング曲

Salyuが初めて作詞にも携わった楽曲。
クレジットでは小林武史との共作扱いになってました。

この曲もリリイ路線を大きく外さないまま、
曲名通り温かさも伝わってくる不思議な楽曲に思えます。

わたしはどんな 呼吸をしようか…
大サビの直前、呼吸をするかのような一瞬のタメが美しい。

アルバムlandmarkにも収録されました。

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再生
 … 風に乗る船 カップリング曲

こちらは正式にリリイ時代から温められていた楽曲らしいです。
曲名も回復する傷に被り気味かも。

光りの束、砂に続く、ぼんやりとした輪郭を保ちつつ
陰鬱を描いた静かな楽曲。
6分半と長い時間独特の世界を形成します。

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マハラジャの夜
 … Tower カップリング曲

個人的にSalyuのワースト曲…w

薄暗い雰囲気は今まで通りなんですが、あまりに単調な展開で
どうしたのかと不安にすらなります。とにかく退屈でダルい。

詩を提供した依布サラサにも問題があると思うんですが、
どうもこの曲の印象で彼女のソロ作も聴く気にならんのですよねー。
たぶん、本人にとっても黒歴史なんでしょうけど。

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双曲線
 、 something … name のカップリング曲

このシングルから2作はカップリングにも2曲を投入、
to U後に名を広めた当時のSalyuの勢いを表しています。

双曲線はカップリングでは初めてとも言える、爽やかさを
感じさせるアコースティックなナンバー。
風の匂いが漂うような異国情緒を思わせる作風にうっとりと。
SalyuのC/Wでも砂と争うくらい好きです。

somethingはTHE BEATLESのカバーのライブ音源。
独特すぎる声質なので若干Salyu寄りになりすぎちゃっている
きらいもありますが、試みは面白いと思います。

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夜の海 遠い出会いに
 、 行きたいところ
… プラットホームのカップリング曲

夜の海〜は珍しくSalyuのボーカルは曲をサポートする側に回り、
バンドサウンドと小林のキーボードが軸となった作品。

曲途中のナレーションとか、もう舞台はリリイシュシュ。
曲の終りに向かって絶叫するSalyuも大迫力。

行きたいところは双曲線に続く旅モノシリーズ第二弾。
パーカッションの響きが心地よいアコースティックナンバー。

バンドを引き従え高らかに歌い上げるロックなSalyuもいいですが、
たまにはこんな小さくまとまった歌声も優しく聴こえるのです。

 

 


■VALON - Ilamari × Salyu

VALON.jpg
VALON - Ilmari × Salyu
Release 2004/4/21

Lily Chou-Chouから3年の時を経た、
Salyuのメジャーデビューシングル。

RIP SLYMEの顔担当・イケメンMC、イルマリを
コラボレート相手に加え、
プロデューサーはリリイから引き続き小林武史

個人的には小林のキャリア上最強曲。

4年前の曲だと言う事実に驚きを隠せず記事を書いています。
時の流れは早いですね。そして無情。


この曲はそれとは逆に穏やかな時間の流れを感じさせながら、根底に潜む静かな、それでいて
力強い生命の息吹が確かに伝わるミディアムバラード。
同時期に発表されたMy Little LoverのアルバムFANTASYの流れを汲む、
打ち込み主体による実験色の強い作りになっていまして、
Salyuの伸びやかなボーカルが漂うα波を増幅させています。



最初、Ilmariのソロプロジェクトという情報を得た時は耳を疑いました。
だって当時は顔と性質以外に何のスキルを持たなかった雰囲気MCのイルがピンだなんて!
あっそれは今もか(笑) ともかく、同じRIPのMCとしてならPSYかRYO-Zが良かったなんて思ったものです。

しかし実際に曲中で披露される淡々として物静かなフロウの具合を見て、
ああこれはIlmariにしか成しえないな、と彼にごめんなさいしたくなりました。

何より彼のその優しい声質。
普通のHip-Hopトラックでない、小林武史ワールドのど真ん中のその渦中において、
彼の非常に落ち着いたラップから生まれる魅力はRIPのそれとは段違いなのでした。

あああと、アーティストにとってはやっぱり整った顔つきも立派な武器だとも思い改めました。
この曲のPVでRYO-ZやPESの汚い(失礼)ビジュアルが出演していたら台無しでしょw
この点に関してもイルの雰囲気MCの本領発揮してます。
事実、ハーフという半チートな生い立ちとは言え彼以上にイケメンなMC見たことないし…。



他にこの曲の大きな魅力としてはもう一つ、胎盤の中で脈打つ胎児の小さな生命を演出するかのような、
ドシンドシンと響いてくる打ち込みのドラム音。
VALONの魅力は、このドラムとボーカル二人との対比に尽きると感じるんですよ。
トラックが胎盤を表すなら、Salyuの歌声はそれを包む母親の深い愛情、
そして母なる海を連想させるような、大きな存在に思えて仕方がないです。

別々に進行していたSalyuのボーカルとIlmariのラップが重なり合う曲終盤の展開には
マジで鳥肌がたたずにはいられませんよ!
あー気持ち悪いくらいこの曲好きだなー俺…w



ついでに紹介するとこのトラックのドラムパターンを担当してたのはajapaiの森氏なんですよね。
後になって確認してああーーー…と凄い納得しましたが。
いつもいつも奇想天外なトラックを作成してリスナーを翻弄させる彼の手法の、
僕にとっての原点はこの曲でした。
只今アルバム製作が終わり発売が控えているそうで、こちらも大層楽しみです!


総評 ★★★★★+



また、VALONはCDver.ともう一つ、2007年の「僕らの音楽」にて披露されたもう一つのパターンがありました。
CDと全く違う生バンドによるジャズアレンジで、こちらも非常にいい出来になってました。
そちらも当時の動画と共にレビューします
↓ 続きをどうぞ!


■S.F. Sound Furniture - capsule

capsule4.jpgS.F. Sound Furniture - capsule
Release 2004/06/09

capsuleのアルバム4作目は、
過去2作で突き詰めたガーリー路線からちょっと一転、
アルバム名通りの近未来的な世界観になってます。

従来の可愛さに加えてSF的な不思議要素をも内包、
見事に消化させた手法はお見事。

capsule - S.F. Sound Furniture


前作phony phonicでガーリー路線を完成させた二人が次に向かったのは、近未来の世界。
1stからどちらかというとレトロな音と世界観を重視してきたcapsuleですから、
時系列がSFに向かったのは正に大変革とも言えましょう。


ただしそのポップでカラフルなおもちゃ箱を模したかのようなサウンドは従来通り、
むしろ可愛らしさは増長の一歩を辿っているのが面白いところ。

今作の「アルバム一枚を通して近未来を体験する」というコンセプト、
実はこのアルバムから2年半ほど前に発売されたm-floの2ndアルバムEXPO EXPOで既に
やっているので古くからのアイデアになるんですがw、
彼らのアングラ/メジャーのHIP-HOPを取り入れた尖った仕上がりとはまた別の解釈で、
ガーリースタイルを貫いたcapsuleの音楽性ともSF的世界観はマッチしていたと思われます。



ポップでありながらボッサなどのラウンジ要素をふんだんに取り入れた意欲作でありながら
アルバムとして非常にまとまった雰囲気を保つのは、近未来というコンセプトに取り組んだ結果でしょうか。



ピコピコした音色に楽しくなったり切なくなったりしながら、最後の歌謡曲めいたガーリーポップ、
レトロメモリーを聴きながら本作はまったりと穏やかに終わっていくのです。
capsuleのアルバムの中でもかなりの完成度を持つ、初期の彼らの代表作と言えましょう。


総評 ★★★★★


↓全曲レビューは続きをどうぞ!



プロフィール

Author:501
邦楽大好き。
Pops・Rock・House を中心に
何でも聴いてます。

FAVORITE ARTIST!

ASPARAGUS, ajapai
安室奈美恵, AYUSE KOZUE
UNCHAIN, 安藤裕子
Emyli, m-flo
capsule, KAREIDO
木村カエラ, くるり
Cocco, Salyu
椎名林檎, Syrup16g
ZEEBRA, SUPERCAR
東京事変, Towa Tei
DOPING PANDA, Perfume
the band apart, 髭(HiGE)
日之内エミ, the pillows
My Little Lover, Fantastic Plastic Machine
FreeTEMPO, THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
ミドリ, RHYMESTER
凛として時雨, Ryohei

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