音楽聴いたり映画観たりの生活

音楽

DOPING PANDAが4月で解散



売れなかったバンドの末路。



よくある話ですよね。ボーカルが急逝したとか、USTで酔った勢いで発表するとか、ドラマティックなこともありません。
ラストに武道館2DAYSどころか一日足りともその地に足を踏み入れることは叶わなかったバンド。
そんなよくいる『昔は売れてた』バンドが、売れなかったから解散した。だけの話です。

でも僕が何を思ったか邦ロックばかり聴いていた頃から、今の今までずーっと聴いている、数少ないバンドの1つでした。
彼らにそこまで惹かれた理由とはなんだったのでしょう。

一つに、単純に音楽のセンス。メロディと言い、ギターのフレーズと言い、単純にキャッチーでカッコいいから。
ジャンルの枠組みをあっさり越えてくる分かりやすさ。古川裕はそれを作る才能に本当に長けていたと思います。



もう一つに古川裕の、他者に対しても音楽に対しても、ストイックでストイックで本当にストイックで在り続けたその姿勢。
あんまり表には出さなかったけど、アルバムを出す度、
過去の音源は絶対にチューンアップしてリリースし続けてたんですよね。
正直∞ダンスタイムをお目当てに来るような客がライブのメイン層なんだから、
ちょっとミックスを変えた所で気づきっこないのに。分かった人だけ楽しめるけどさ。
それでもあくまで徹底してこだわる、自己満足の域を出ないみみっちさが何とも好印象でした。

そして過去のインタビュー記事でも繰り返し表現してきた、『俺達は絶対に媚びない』スタンス。
引いてはこれが解散の一番の理由になってくると思うんですけど。
ロキノンに後押しされて売れたくせに、いつからか決別したみたいになって、フェスにもお呼ばれされなくなって。
Mステに折角呼んでもらったのに、自分たちがウケなかったら、5年間にわたって愚痴を溢し続ける。


ここまで来ると媚びないどころか単に捻くれをこじらせて終わってしまっただけみたいな気もするし、
音楽のクオリティは落ちてないのに、かつてメイニアと呼ばれた人たちが人間性に幻滅して去っていくのも
納得できるし、何より本人が一番感じていたことでしょう。
それでも、音楽を続けてさえいればいつかは才能が認められる…そう信じて戦ってきた孤独のロックスター。
同じ捻くれ者の僕の目には、絶えずそんな風に映ってました。カッコよかったですよ。




結局DOPING PANDAは何一つ達成することが出来ずに終わってしまったように思えがちですが、
彼らの解散により、今の日本の音楽主義やロキノンのスタイルに一石を投じる形になったんじゃないでしょうか。
ロックだなんだって、ドーパンはずっとロックをやってきてるのに、結局は売れなくなった理由って話題性の有無じゃん。
自分の耳で聴いてるわけじゃなくて、メディアや雑誌が持ち上げた中から選んでるだけなんでしょ?

…って言うのが僕が勝手に抱いた感想です。古川が言ったわけじゃないよ!
大衆を相手に音楽をやるわけじゃないんなら、ますます自分のファンは手放さないようにするのが大切なわけで、
あろうことかそこを一番欠いていた古川は単に自滅っちゃ自滅なんですけどね。



これで、現在進行形で何年も動向を追ってきたバンドで残ったのはくるりぐらいかな…。
今回のドーパンの解散はほんっとーに残念。このブログで応援してたアーティストはみんないなくなってくね。
世界のロックスターにはなれなかったけど、ソロ活動を始めるなら、今度は『僕とキミとのロックスター』な、
古川裕を見ていたいな。最新アルバムのLOVE SONGを聴きながら、そう思います。




…読み直すと、『誰よりもそのバンドを理解している自分』全開できっしょ。バンドのファンってこんな気分ですか。
気を取り直して、各アルバムをちょっと振り返るよ。

映画

ヒミズ



続きネタバレ。




音楽

つけまつける - きゃりーぱみゅぱみゅ




つけまつける -
きゃりーぱみゅぱみゅ

Release 2012/01/11

1. つけまつける
2. きゃりーANAN
3. チェリーボンボン(extended mix)


つけまつける - Single - きゃりーぱみゅぱみゅ





スーテマスーテマでお馴染みのきゃりーさりゅさりゅ、でなくてきゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅの
1stシングル。プロデュースはミニアルバムと同じく中田ヤスタカ(ロリコン)。

前作から思ってたんですが、普通にいい曲を当てがってますよね。
Perfumeの凡曲連発のシングル(アルバムではしっかり確変しましたが)とはなんだったのか、
きゃりーは1stシングルからエンジン全開。
capsuleもPerfumeも今は亡きMEGも活動年数を重ねてしまったため、
こういうヤスタカ初期〜中期のような馬鹿っぽいメルヘンな楽曲を作る機会がようやく巡ってきて嬉しいのかも。

一発聴いただけで印象に残るメロディを書くのは、ヤスタカにしては久しぶりかものつけまつける。
これぞシングル曲と言わんばかりの丁寧な楽曲です。メロディをピアノでなぞるのがもういかにも手癖です。

2曲目のキャリーANANもインパクト重視。「あん あん ああん あん ぱみゅぱみゅ」って文字で書かれると
いかにもエロスですが普通にアホっぽい曲。
Aメロがhappy life generatorっぽくてニヤニヤ。ふぉにふぉにやNEXUS-2060っぽい音ですが、
ここまでギターが主張しているのも珍しい。

おまかえでチェリーボンボンの嬉しいエクステンドmix。良曲はどれだけバージョンがあっても嬉しい。
単に前後の尺が長いだけでなくて、わざわざCDに収録するぐらいだからちゃんとした新規トラックになってます。

昔セルジュ・ゲンスブールがうら若きフランスギャルを騙してフェ◯◯オの歌を歌わせた曲の邦訳が
「アニーとボンボン」だったけど、関係ないよね。いい歌詞だしね。


本人の歌唱は思ったより大人しくて全然未知数ですが、
オシャレで話題性があって、MEGに続いてまたお互いいい物件を見つけたなーと思います。
この路線ならMEGが帰ってきても被らないし、好き放題にやってくれそうで楽しみです。
CUTIE CINEMA REPLAY〜L.D.Kまでのcapsuleが好きだったリスナーなら
後追いして損はないアーティストです。キャラも結構好きだし。

★★★★★


音楽BEST

2011年 アルバムBEST40

年明けてしまいましたが、2011年によく聴いたアルバム40枚を厳選してみました!
昨年は昨年で、また趣向が変わってます。動画多すぎで重いかも。

正月でお時間がある方は暇つぶしによろしくどうぞー。
そしてそして今年も、よろしくどうぞ!





ライブレポ

2011年 ライブBEST10


年末BEST企画第二弾はLIVE!LIVE!LIVE!
BEST10です。今回から10位から遡って紹介になります。


しかし今年はほとんどライブに行けないと思っていたのに、夏フェスもほぼ予定通り開催され、
なんだかんだでこうして日常が戻ってきたことに、ただただ喜びを感じるばかりですね。
普段行なってきたことを、普段通り継続する。それがいかに大切で素晴らしいことかを実感する一年でした。




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