Mr.Children @ SUN STAGE 18:10 〜 19:00
1. Worlds end
2. HANABI
3. ハネウマライダー
4. 横断歩道を渡る人たち
5. くるみ
6. フェイク
7. 掌
8. HERO
9. GIFT
邦楽アーティストごった煮の今回のフェスでも、特にアウェー感が強いバンドの一つ、ミスチル。
しかしさすがに目当ての観客も多く、なかなかの人ごみっぷり。
個人的には、桜井追っかけの方々が大勢遠征して来ているのに驚愕。
今年の彼らは3〜4箇所も夏フェスに回ってるんだし、わざわざ一番遠くてアウェーな北海道まで来んでも…。
と思うけど、来ちゃうのが追っかけなんですねえ。
そんなこんなで初っ端からWorlds endで入ってくるミスチル。
いきなり中途半端な楽曲で今後のセトリにも不安を匂わせますが、それは的中する事になります。
「サイコ〜〜〜〜!!!」
「今日は、聴かせたい曲がたっっっくさんあるんだ!!」
楽曲が終わってからのハイテンションぶりですらやや胡散臭い笑顔が印象的な桜井さん。
続いて新曲を2曲演って観客席の大半はポカーン。
聴かせたい曲って、新曲のPRかよw
新曲は2曲ともどうってことない出来で、やはり楽曲よりも始終胡散臭い作る笑顔で歌う桜井さんの方が
ずっと気になりました。
良くも悪くも、ここまで毒っ気の抜けたバンドも他にいないもの。
ベテラン故の達観ってもんなんでしょうか。
新曲の一つが思いっきりポルノグラフィティのハネウマライダーで、そのポルノの新曲もまた「ギフト」
で被っててシンクロっぷりに笑った。仲良いなw
横断歩道を渡る人たちを見てたら考えついた、という案外どうってことない内容を長々と語られ、
若干イラッとしたMCの後に演奏したのは新曲のカップリング。
もういいよ…。
イノセントワールドや名もなき詩を期待しながらこの時点で他の会場に移動した人もだいぶいるでしょうに、
それでいいんでしょうか。
ん〜、なんだかミスチルと観客側に凄い温度差があった感じがまざまざと感じられましたね。
桜井達は現役のポップバンドとしてSUN STAGEに降り立ったんでしょうが
(実際、2008年現在でもバリバリ日本を代表するバンドなのは確かなんですが)
観客側は永ちゃんやチャゲアスのような懐メロ枠として受け取っている人も多かったと思うんですよ。
オリンピックのGIFTとか限定シングルながらオリコン一位のフェイクとかでも認知度は低くはないでしょうけど、
特に熱烈なファンでもない一般層が多く見守るステージの上では、
やっぱりダブルミリオンを売り切った過去の楽曲に比べると盛り上がりは雲泥の差じゃないでしょうか。
つまり、RSR10周年にして初登場のゲストとして呼ばれたバンドなら、
その時の観客が何を演奏すれば一番盛り上がるかを考慮した上で、即ち、
イノセントワールドかTomorrow never knowsか名もなき詩のうち一つでも演るのが的確であり
また観客もそれが当然だと思ってSUN STAGEに望んだんじゃないのかと。
マニアックな選曲で自分に酔っているつもりなら、そもそも人様のフェスになんか出るなよー。
自分のファンしか集まらないフェスを開いてるから、こんなセトリが組めちゃうんですかね?
も〜桜井にはガッカリだ!ガッカリガッカリ!
…と曲を聴きながらこういった文句も浮かんでたのですが、実は俺自身はライブに結構満足してましたw
2002〜03年ぐらいの頃のミスチルが一番好きだったので、LIVEバージョンの掌とHEROを生で見れて
感動してしまったり。
Cメロ以降の展開を大幅変更して、一瞬にして会場を宗教めいた気持ち悪い場に転換する掌、
桜井さん全然声出てないけど搾り出して絶叫するHERO。
さすがにこの2つでは毒の抜けた作り笑いを完全に封印した桜井氏、男前でした。
その前までは白けてた男がHEROになって急に涙目になった気持ち悪い男を、周りの人は
どう思ってたんでしょうかw
あとは彩りの二番煎じみたいな曲を演って当たり障りなく終了。
でもミスチル、何だかんだいって中盤はかなり楽しんでました。自分的にはオールオッケー!!!
余談ですが終演後に何故か周りからアンコールが巻き起こって笑った。
そーいうライブじゃないからこれw
椎名林檎 @ SUNSTAGE 20:20 〜 21:10
1. Alfie (Burt Bacharachのカバー)
2. ポルターガイスト
3. 化粧直し
4. 罪と罰
5. とりこし苦労
6. YOU (新曲・Burt Bacharach提供)
7. 駅前
8. 歌舞伎町の女王
9. 茎
10. 同じ夜
何故かミスチルから1時間半近くある転換時間。
折角前の方にいたので、林檎嬢も近くで見ようとステージ前で1時間半も待ってました。やたら長かった。
それまでのバンド編成とは大きく異なるバイオリンの用意に、斉藤ネコ氏が来る事が判明。
だから転換に時間が必要だったのかな。
待って待って待って待ちつくして途中花火が上がり終わると林檎嬢が登場。
白衣めいた丈の短いドレスで、凛とした着物とはまた異なった女性らしさを存分にアピールした衣装。
再び間近で見てもやっぱりすげえ。女王様というか、気品と力強さと美しさと全てが兼ね揃われてました。
林檎嬢のピアノと斉藤ネコカルテットによって早速演奏される楽曲。
英詩で聴いたことなかったので客席の多くも「?」としていると、演奏後に解説をしてくれました。
「これはBurt Bacharachという方のAlfieという曲のカバーで…」
「ご存知の方?」
(客席から何本か手が上がるが、その数は明らかに少ない)
「あまりいないんですね。こんな曲など書いていらっしゃるのですが」
(雨にぬれてもを弾き語りする林檎嬢。映画やCMですごい有名な曲ですね。
ここで、観客席から歓声が巻き起こる)
「これは皆さんご存知でいらっしゃるのですね」
一小節でステージ上がざわめいたのが面白かったのか、
「ふふ、楽しい」
みたいなことを言ってちょっとテンションが上がる林檎嬢が可愛かったです。
「Bacharachさんはもう80歳にもなる高齢の方なんですが」
「うちでは3世代に渡って聴いているのです。こないだも、家族でコンサートに行ってきました」
林檎の子供ってまだ7、8歳じゃ……どんな芸術センスを植えつけられながら成長するんだろう。
MCが多かったのは最初ぐらいで、後は非常に淡々と過去の楽曲を林檎のピアノ+斉藤ネコカルテット
の五人編成による小規模なオーケストラ式にリアレンジしたものを演奏していきました。
平成風俗に未収録の楽曲や事変のセルフカバーも多く、聴き応えがありました。
会場中の客席も最初から最後まで静まり返り、ただただステージに集中していました。
野外にも関わらず、林檎嬢の声もカルテットの音も相当響いていたような。
最初のMCでも話題になったBacharach氏から、曲の提供もしてもらったと告げる林檎嬢。
曲名は、YOU、とかなりシンプル。
楽曲も方もシンプルでしたが、やはり林檎節とは異なったポピュラー加減が強く感じられました。
モニターには歌詞(歌は英詩でしたが、モニターには日本語が)が乗っていましたが、前列だったので
上手く確認できず。残念。
その後は事変の1stアルバム収録曲の駅前、そして歌舞伎町の女王のオケアレンジ!
これには観客席からも湧き上がる声が。
原曲のロックな毒っぷりはどこへやら、線の細い何て甘美なアレンジ。かなり合っていて良かったです。
その後の茎は英詩バージョンで。
林檎嬢の曲の中でも1,2番を争うほど好きな曲だったので感激。声出てるなあ…。
始終ピアノの演奏も完璧で、歌声にも全くブレがなく感じました。なんだこのステージ。人間技?
「これで、今日のために私達が用意した曲は全て終わりました」
「ですが、ネコさんと始めて会ったその日に一緒にやらせてもらった曲を、やらないことはないだろうと
友人に言われたので」
「一曲、ネコさんのピアノで歌わせていただきたいと思います。」
「同じ夜」
MC通り斉藤ネコ氏がピアノの席に座り、1stアルバムから同じ夜を歌いました。
メロディの美しさが最大限に生かされていた美しいアレンジでした。
「ありがとうございました」
その曲を終えると白いドレスを翻しながら、去り際も可憐に引いていかれました。
前日の事変にも勝るとも劣らない、威風堂々としていた最高のライブ!!
一瞬にして観客席を黙らせた圧倒的な空間形成能力は、正に椎名林檎その人にしか成しえないと思います。
斉藤ネコカルテット形式で演るのすら完全に予想外だったので、ライブ後はぼーっと放心状態でしたw
こんなライブ経験、二度出来るんでしょうか。時の流れを忘れる、正に夢のようなひと時でした。
EGO-WRAPPIN' @ RED STAR FIELD 21:40 〜 22:30
1. sundance
2. ウォーミー(新曲)
3. カサベテス
4. Morning Star's(新曲)
5. a love song
6. 黒アリのマーチングバンド
7. くちばしにチェリー
8. GO ACTION
9. Girl Just Wanna Have Fun
すっかり辺りも暗くなってから、EGO-WRAPPIN'の初ライブへ。
予習もそこそこに行ったのですが、初っ端から最新アルバムの中でも大好きなポストロックめいた
ミディアムチューン、sundanceで俺大はしゃぎ。
生で聴いても、サビのふんわりした感じが最高に気持ちいい。この曲はクラムボンのミト臭がします。
アガってるか〜〜!?今日は飲むぞ〜〜〜〜!!!と登場するなりテンションMAXの中納さん。
食いしん坊だから来る前にジンギスカン食べてきた、と言うと
え、俺食べてない……と隣から森氏w
あの後、彼は無事にジンギスカンにありつけたのでしょうか。
只今新作アルバムを製作中と言う事で、新曲も立て続けに披露。
更に10月には初のベストアルバムも発売!!ドライブにピッタリなんでどうぞ買って下さい、と中納さん。
BESTは絶対買わせて頂きます。
しかしフェスに来ると気になるアーティストが一挙に増えるんで二次出費が半端なくなるよね…。
ジャズ歌謡のロックバンド、EGO-WRAPPIN'。
アルバムでは主にミディアム〜スロウバラードが多めでマッタリした作品が多く感じられるのですが、
野外ライブならではのアップテンポを中心にとにかくアツいセトリを組んでくれました。
往年の名曲、a love songでは歓声に包まれる中しっとりと聴かせ、
黒アリのマーチングバンドでテンション爆発でバンドも客も騒ぎまくり、続いて彼女らの最高ヒット作
くちばしにチェリーで間髪入れずにアゲさせてくれました。
最初は棒立ちだった周りの人たちもこの流れには腰をくねらせずはいられなくなり、
会場は最高にヒートアップ。ライブのハイライトを迎えました。
やっぱり普通のバンドとジャズバンドとは音の厚みと構成が全く違い、
特に彼女らの場合、聴いているだけで楽しくなるんですよね。
音を楽しむと書いて音楽、その意味をなんとなく考えてしまいました。
とにかく熱気立った、楽しい空間でした!
ラスト2曲は8年ぶりのシングル作から2曲続けて。
Mステにも出演したGO ACTIONのイントロからまた跳ね上がる観客席、休む暇もありませんw
個人的にはGirls Just Want To Have Funの方が好きかな。とってもハッピーなようで、
なんだか夏の終わりを予感させる切なさがキュンと来る素敵な歌。
今年の夏の思い出の一曲が、また増えました。
本当はこの後にpe'zmokuも見ようかなあと思っていたのですが、足も痛くなってきたので
相方のTim氏とも合流して少し休憩する事に。
またケバブを食べる。おいしい。
休んでいたら時刻も0時も周り、残りは朝日を見るまでのラストスパートになりました。
ゆら帝の発光体で踊り、卓球のDJブースにも顔出して踊り。
フラフラしながら満喫してお次はBACK HORNのステージへ。
続きます。
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